こんにちは、ノカオイ夫婦です(#^.^#)
甘酒には2つの種類があることをご存知でしょうか?
日本酒を作るときに出る酒粕から作られる甘酒と米麹から作られる甘酒があります。
最近美容や健康に注目されている甘酒ですが、この2種類の甘酒にはそれぞれ異なった効果があり、間違った飲み方をしてもあまり効果が期待できません。
そこでこの記事では、それぞれの甘酒の特徴と効果、特に健康と美容にフォーカスしてご紹介していきたいと思います(^^)/
目次
2種類の甘酒を知ろう!
まずは2種類の甘酒について知っておきましょう(#^.^#)
米麹からつくる甘酒
米麹からつくる甘酒は、麹の発酵作用を利用してつくります。
日本酒と一緒じゃん!!っと思われるかもしれませんがここまでは同じです。
逆に言うとここまでなんです^^
蒸したお米を麹菌の力でお米の主成分であるでんぷんをブドウ糖に分解します。
お米を混ぜたりするのでお米の原型はないですが、おかゆのようなドロドロした甘酒が出来上がります。

とっても甘いデザートのような米麹の甘酒は、今まで飲んできた甘酒のイメージが変わると思います(#^.^#)
米麹でつくる甘酒は菌がつくった天然の糖分なのが特徴でかなり甘いです!
https://nokaoiblog.com/amazake-beauty-skin/
酒粕からつくる甘酒
こちらのほうが作り方は簡単で一般的な甘酒かと思います(^^)/
酒粕をお湯で溶かして、砂糖で甘みを足したら完成!!
よく初詣などで神社に行く際に、出店で売っている甘酒を飲んだことありませんか?
場所によっては米麹の甘酒を出している出店があるかもしれませんが、ほとんどの出店がこの酒粕で作った甘酒を出していると思います。
砂糖を入れているので甘くなりますが、砂糖を入れなくてもほのかに甘みがあります。
しかし米麹でつくる甘酒はデザート感覚なのに比べ、酒粕の甘酒はデザートとは程遠く少し甘みがあるくらいで、お酒感を若干感じます(^^)/
天然の甘味の米麹甘酒と人工の甘味の酒粕甘酒
これでもかなりの違いなので、是非両方食べ比べてみてください(#^.^#)
米麹甘酒の効果
風邪予防・インフルエンザ予防
風邪やインフルエンザの予防に効果的な理由は、米麹甘酒にブドウ糖やアミノ酸などの栄養素が豊富に含まれているからです。
腸内には約70%の免疫細胞がありますが、この免疫細胞は善玉菌が増えると活性化します。
善玉菌は大好物であるブドウ糖やアミノ酸を食べて増えていくので、米麹甘酒を飲むと善玉菌が増え免疫細胞が活性化します。
なので風邪やインフルエンザなどの感染症を防ぐ効果が期待できるのです。
免疫力アップの最強ドリンクの米麹甘酒は、『飲む点滴』ですね(#^.^#)
風邪でごはんが食べれなかったり、胃腸が弱い人には最適な飲み物です!
血圧上昇の抑制
こちらの効果は、麹菌が作るペプチドが血圧上昇を抑制しています。
ペプチドとはアミノ酸がつながったもの。
血圧上昇にかかわる悪さをする酵素が血管を収縮させて血圧を上昇させて塩分を出させなくします。
ペプチドはこの悪さをする酵素をつくるのを抑える働きがあるので、血管の収縮を抑え血圧上昇を抑えてくれるわけです(#^.^#)
血圧をあげるホルモンは朝が活発なので、朝に米麹甘酒を飲むとより効果的です!
発酵食品ならではの美容効果
発酵食品でもある米麹甘酒には、発酵食品ならではの美容効果があります(#^.^#)
米麹甘酒の発酵の元である麹菌が作りだす麹酸には、シミやソバカスなどの原因になるメラニン色素を抑える働きがあるのです。
また、免疫力もアップする働きがあるので元気になればそれだけでワントーン肌が明るくなりますね(^^)/
ただ、美容効果を期待している人は『酒粕甘酒』のほうが良いですよ☆
https://nokaoiblog.com/it-also-works-for-your-skin-amazake/
酒粕甘酒の効果
ダイエット効果
酒粕甘酒には、脂の吸収を抑える働きがあります。
日本酒は、栄養満点の米麹と清酒酵母という微生物によってつくられるのですが、この清酒酵母が米麹から脂の吸収を抑えるパワーを引き出してくれるのです(^^)/
もう少し詳しく記載しますね!
米麹には、麹菌の力でお米の成分を分解して出来たブドウ糖やアミノ酸が豊富に含まれています。
ここに清酒酵母を加えることでブドウ糖をアルコールに分解して日本酒ができるのですが、分解していくことで『レジスタントプロテイン』という体の中で吸収されにくいタンパク質が作られます。
このレジスタントプロテインこそが、酒粕甘酒がダイエットにいいと言われる成分になります(#^.^#)
レジスタントプロテインは食事でとった脂を包み込んで体の外に排出してくれる素晴らしいタンパク質で、このレジスタントプロテインが濃縮されたのが酒粕です^^
・・・聞いただけで痩せれそうですよねw
なので飲むタイミングとしては、食事と一緒に飲むとより効果的です!
糖質が含まれているので、一日200~300mlが適量です。
良いからといって、取りすぎは良くないですよ(^^)/
肌トラブル
肌トラブルの原因の一つにコラーゲンの減少があげられます。
コラーゲンは20歳を過ぎると年々加齢とともに減少していくのですが、理由は加齢で真皮が老化してしまうことでコラーゲンをつくる量が激減し肌がくぼんでしわになってしまいます。
そこで効果を発揮するのが酒粕甘酒です(#^.^#)
酒粕甘酒にはコラーゲン生成を活性化させる『α-EG』が含まれています。
コラーゲンはもともと皮膚の真皮で作られるのですが、この『α-EG』は真皮を活性化してくれるのでコラーゲンを増やし肌がピッチピチになるのです(^^)/
持続性も高く一週間のむことでコラーゲンを増やす効果が約一ヶ月ほど持続します。
まさに女性の味方!!
『α-EG』は米麹と清酒酵母を混ぜた時に作られるので、米麹甘酒には清酒酵母をまぜないのでα-EGは含まれていません。
なので米麹甘酒よりも酒粕甘酒のほうが『飲む美容液』なんです。
肌細胞は夜作られるので、飲むタイミングとしては夜が効果的ですよ(^^)/
最強の飲み方はこれだ!
それぞれの特徴をいかした最強の飲み方は
朝に米麹甘酒
夜に酒粕甘酒
です。
これで美容と健康、おまけにダイエットまで…もう完璧な飲み方です(#^.^#)
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます(#^.^#)
2種類の甘酒は、似ているようで全く異なる飲み物です。
効果なども違うので、是非適した方または両方飲んで健康と美肌を手に入れましょう!
ノカオイ夫婦でした(^^)/